髪質別!トリートメントの選び方と効果のある使い方のコツ

髪質別!トリートメントの選び方と効果のある使い方のコツ

今では、女性の多くが日々使用しているトリートメントですが、自分の髪質に合ったトリートメントの選び方を知っている方は、少ないのではないでしょうか?
今回は、市販トリートメントと美容室トリートメントの違いを述べた上で、ご自身の髪質に合ったトリートメントの選び方と、ちょっとしたアドバイスをご紹介します。

市販と美容室のトリートメントは何が違う?

まず、髪の毛の構造についてご説明します。髪は主に3つの層から成り立っています。
・髪の中心部:メデュラ
・髪の80%近くを占める部分:コルテックス
・髪の表面部:キューティクル

市販のトリートメントが補修するのは、ほとんどの場合において「キューティクル」です。髪の表面をコーティングすることで、外部のダメージから髪を守ります。

一方、美容室のトリートメントは、市販のトリートメントよりも浸透性が高く、表面部だけでなく髪の内部まで補修することが可能です。

しかし、たとえ美容室のトリートメントを受けても、一度ダメージを受けた髪は元には戻りません。メンテナンスとして定期的に美容室のトリートメントを受けつつ、日頃から自宅でのケアを行うのがベストです。

自分に合ったトリートメントの選び方

昨今では、市販トリートメントの品質がますます高くなり、種類もどんどん増えています。
そのため「何を選んでいいか分からない」「とりあえずCMで見かけるブランドを選んでいる」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自分の髪質に合ったトリートメントの選び方をお伝えします。

髪の枝毛、切れ毛に悩んでいる方

ダメージ補修系のトリートメントを選びましょう。おすすめは、セラム。セラムとは「美容液」のこと。髪の水分や油分を補う他、髪の細胞のターンオーバーを促進する効果が期待でき、ダメージの広がりを予防することが可能です。

髪のパさつき、うねり、広がりに悩んでいる方

保湿系のトリートメントを選びましょう。おすすめは、ヘアオイル。パサつきやうねりの原因は乾燥です。水分を補修し、保湿効果の高いシアバター成分配合のオイルを使用すると、髪がまとまりやすくなります。

◆ ワンポイントアドバイス!

トリートメントの効果を最大限に生かすためには、洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントを使い分けるのがおすすめです。

<おすすめの使い方>
朝は洗い流さないトリートメントがおすすめ。日中の紫外線や静電気から髪を保護する目的で使います。そして夜の入浴時には、洗い流すトリートメントを使うのがおすすめ。睡眠中もトリートメントでしっかりダメージ補修をしてあげましょう。

まとめ

一度ダメージを受けた髪は、元に戻すことはできません。日頃のケアを怠らず、少しでも美しく健やかな状態を維持できるようにしましょう。
本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。